

吊機はその名の通り一本のセンターシャフトで梁に吊り下げられて、「ヒゲ針」を放射状に配列した「シンカーホイール」を有する丸編機です。 別名スイッツルとも言います。
天竺(Tシャツ等に使用)・ウラ毛(スウェット等に使用)・パイルその他各種シングルジャージーを編みたてることができます。
吊機には「ヒゲ針」が約1000本以上も取り付けられてお
り、その無数の針を水平に揃えなければならず、吊機で
生地を編む上で、吊職人の熟練した技術が必要とされる
理由のひとつでもあります。
この吊機にとって命でもある「ヒゲ針」は特殊な編み針で、
グロッツ・ベッケルト社というドイツのメーカーがかろうじて
生産を続けているという状況です。
吊ニットはヒゲ針の取り付けられた台座がシャフトを
中心に回転し、「シンカーホイール」という固定パーツ
を通るときに生地が編まれる仕組みとなっています。
このシンカーホイールは径の周囲に2〜4個取り付
けられヘソまたはヘソ車と言い、その大小によって大
ヘソ、中ヘソ、小ヘソの名があります。
